韓国・成均館大学で行われた学術会議に招待された際に行った報告であり、日本のSNS「mixi」の利用調査をもとに、「mixi」の効用、利用パターンや対人志向性、携帯メールとの関連性、利用媒体での比較等、その特徴や若者文化の中での位置付けについて解説したものである。報告の中では、米国「MySpace」や韓国「Cyworld」といった海外SNSに関する先行研究についても言及し、文化性や提供サービスによって異なる効用認識が生じている点も指摘した。