対人関係の展開と携帯電話の関わりについての実態把握を試みたインタビュー調査の結果を報告。データはKJ法によって図化され、携帯電話コミュニケーションの根底には、対人関係の親密化プロセスという人間の原理的なコミュニケーション行動が存在すること、それが様々な利用スタイルの説明要因になることを明らかにした。