日本の中学校、高等学校で学習する英文法項目の中から、従来の学校教育ではあまり触れられてこなかった「丁寧用法」について、意味論、語用論などの観点から発話に含まれる社会的な意味にフォーカスを当てた使い分けの指導案を示した。特に今発表では、東洋英和女学院大学『人文・社会科学論集』第32号、The LCA Journal 第31号等の論集では扱えなかった助動詞、進行形、無生物主語、仮定法を取り上げた。