一般講演

基本情報

氏名 高橋 基治
氏名(カナ) タカハシ モトハル
氏名(英語) TAKAHASHI,Motoharu

年月

2013/08

テーマ

TOEIC パート7の処理プロセス分析と深い読み込みを必要とする要注意アイテム事例について

概要

「TOEICテストパート7がすらすら解けるようになるセミナー」の第3部。読解の諸理論を概観し、特にTOEIC Part7との関係でLinguistic Threshold Hypothesis(閾値仮説)に注目し、母語での読解力が英語の読解力のおよそ20%を説明するというデータなどを紹介しながら、日本語訳を使っての問題練習の効果を講義した。また英語のような外国語習得は、顕在記憶に保存された形式知をどれだけ体得し、いかにそれを高速処理できるかという側面を持っているため、その点で技能の一つと言い換えることもできる。基本的な原理原則の理解→反復練習→高速化が根本にある。これを基にPart 7の学習法は、「精読」「多読」「音読」の3つをいかに継続的に積み重ねていけるかが、スコア獲得の核になっている点を指摘した。北村豊、ポールアンダーウッドとの共同発表。