【分担翻訳】
第5章:子ども期の親子関係について質、パターン化、機能、目的、の観点から分析し、さらに早期関係性の阻害は、苦痛の訴えと言った症状や、硬さ、構造・境界の歪み、将来における適応的行動の制限といった一連の要因によって機能的に特徴づけられていることを記したSroufe論文。
第9章:個人の精神的障害は、関係性の障害を内的に表象する能力が発達したときにのみ起こるとし、関係性の障害に関するどのモデルも、家族機能の表象化された側面と実践的側面の双方を考慮しなければならないことを示したReiss論文。
担当分 「第5章 関係性と関係性障害」、 「第9章 表象家族と生活家族」
監訳 小此木啓吾
編訳 井上果子
共訳者 久保田まり 鈴木圭子 濱田庸子、福田真実 山下清美