子どもの幼稚園での事故によるけがと心の傷を心配して来談された母親との心理面接過程。大変神経質になり、不信と不安でいっぱいの母親に対して丁寧にサポートしながら、並行して行われている子どものプレイセラピーの展開との関連を考察し、コメントした。トリックスターのようなこどものプレイセラピーと、母親面接が双方でまじりあいながら、象徴的な作業を進めているようなケースであった。