大学院生の遊戯療法の事例研究論文に対するコメント。繊細な10歳の小学生とセラピストとの出会いと遊びの展開を、この世に生まれてくるまでのプロセスとして読み解き、コメントした。遊戯療法のもつ可能性を示してくれるようなプロセスであり、発達につまずいてしまったお子さんが成長するために、何が大事なことかを教えてくれる事例であった。