・心理士の実践事例を紹介して理論の学びに生かすための教材を作成.医学との視点の違い,支援技法や実践,立場の違いが理解できるように提示し,「心理士」としてのアイデンティティを育てる.特に「心的現実」「自己感」など理解しにくい概念を視覚的に提示し,それらをキーワードとして心の発達や問題を解説する.
・心理的葛藤や現象を表現しているコミック,相談室や箱庭の実際の映像,NHKやTV番組を録画して映像資料として授業に活用.
・器質的側面と心理的側面の両輪の重要性を,乳児の脳の発達を例に挙げて説明.脳の映像資料を利用しつつ,人と人の相互交流が人を育てる重要性を脳科学的に理解することをめざしている.（現在に至る）