イメージの内的な動きが,イメージ表現に表れるプロセスを示した.箱庭や夢などのイメージが象徴的に表現される場合と,うまく展開しないケースとを比較し,さらに身体症状のあるケースと比較することにより,イメージ表現を生み出す内的体験について考察した.参加者より「精神科入院患者との描画療法」の事例発表があり,有意義な議論が展開した.