研修会における全体講演.自験例の箱庭療法・イメージ・言葉を紹介し,象徴機能の現代的特徴を考察した.また,そのような特徴を可視化しうる箱庭療法の発展可能性を,別役実の「たたずまい」という言葉を用いて,「自己感」との関連から考察した.最近の箱庭療法の傾向として新しい知見であるとの反響も多く,高い評価を得た.