口頭発表に必要な「理論的独自性」が認められ口頭発表枠を得て,描画法理解に関する新しい視点を理論的に提起した.すなわち「臨床家が病理として捉えがちな描画特徴には,病理ではなく健康さの現れもあるのではないか」との仮説の提示である.着眼点の興味深さと今後の実証研究への期待が指定討論者より述べられ,深まった.抄録集p.166.