輪講講座科目の生と死をめぐる人間学において、「夢における生と死」として臨床心理学的視点から見た心の内的変容としての生と死の意味を講義した。内容をよりよく理解する工夫として、児童文学作品『ゲド戦記Ⅲ』をとりあげ、その物語に登場する主人公とその主人公の見る夢の意味をユング心理学的解釈を通して提示した。