土居健郎によって精神分析的見地から提唱された「甘え理論」の数量的分析を目的として、質問紙法による調査研究を行った。一般大学生 218名に対し、対人欲求評定尺 度を施行し、因子分析による検討を加え、その結果、4因子構造を得られた。また、「甘え」欲求の対象による相違も明確化した。p.324-p.325、京都:京都大学