書評 クロスロード・パーソナリティ・シリーズ第4巻嘘の心理学(村井潤一郎(編著)(2013). ナカニシヤ出版)
嘘について多様な視点から書かれた書籍を紹介した。各章の内容を示したうえで、嘘が様々な側面から検討されうる概念であることを示唆した。また、馴染み深く身近な現象である嘘が、コミュニケーションとは何かという普遍的な疑問を提示していることを指摘した。 当該書籍の各章で紹介される嘘に関する研究知見や考察が、人間の心のメカニズムの精緻さや奥深さ、不条理さまでも映し出していることを示した。 掲載URL: http://jspp.gr.jp/doc/book_top.html