現代青年の生活スタイルや自己、友人関係の実態を解明する一連の研究の一環として、主張性の4要件(素直な表現・情動制御・他者配慮・主体性)の獲得状況と友人関係のスタイルとの関連を検討した。友人関係スタイルを基準変数とする数量化Ⅰ類を実施したところ、回答者の青年は、主体的な判断によって周りの友人の気持ちを気づかうことを選択していた。しかし、感情をコントロールしすぎることで友人関係満足感が低下する可能性も示された。
論文集掲載ページp.163
共同研究のため本人担当部分抽出不可(筆頭発表)
渡部麻美、市村(阿部)美帆、丹野宏昭