主張性の4要件(素直な表現・情動制御・他者配慮・主体性)の視点から、日本の大学生が望ましいと考える自己表現を明らかにした。大学生を対象とした質問紙調査の結果、4要件すべてが高くなる状態は望ましいと捉えられておらず、過剰な自己主張や非主張的行動に対する低い評価を示した先行研究とも整合する結果となった。また、新和動機のうち、特に拒否不安が望ましい自己表現と関連することが示された。 EP060006