主張性の4要件理論に基づき、情動制御トレーニングと他者配慮トレーニングの2種類の新たな主張性トレーニング・プログラムを開発した。大学生を対象として、2種類のトレーニングを実施したところ、参加者はトレーニングを通して落ち着いて他者の視点に立つことの重要性を学んでいた。具体的行動のリハーサルを行わず、特定の側面のみについてトレーニングを行った場合でも、一定の効果が得られることが示唆された。 論文集掲載ページp.163