若年者がひきこもりに至る原因や対応策を探るために、ひきこもりへの親和性とその規定因について検討した。東京都が実施した若年者と相談機関の利用者に対する調査の再分析を行った。基準変数をひきこもり親和性得点、説明変数を就労意識、各種意識項目、精神症状の選択数、親への依存傾向とした重回帰分析を実施した。その結果、うつ・罪悪感、対人恐怖、依存や、就業に対する極端な考え方がひきこもり親和性を促進していた。
論文集掲載ページpp.178-179
共同研究のため本人担当部分抽出不可(筆頭発表)
渡部麻美、松井豊、高塚雄介