主張性の4要件(素直な表現・情動制御・他者配慮・主体性)と精神的適応との関連を検討した。大学生を対象に質問紙調査を実施した結果、4要件のうち他者配慮については、適度な高さまでであれば精神的不健康が低いが、過剰に高い場合には精神的不健康の程度が高いことが示された。したがって、他者配慮は適応と曲線的関係を持つことが示された。主体性については、高いほど孤独感が低下すること明らかになった。 PS-Fri-am-274.