会話中の主張発言と同調発言が、話者に対する評価に及ぼす効果を検討した。参加者の大学生が、話者の主張発言と同調発言の組み合わせ方が異なる4パターンの会話場面を録音した音声を聴き、話者の印象を評定した。主張発言の後に同調発言を行う話者が、親しみやすさなどについて最も高い評価を得ていた。会話の相手が教師であるときよりも、友人であるときにおいて、主張発言の後に同調発言を行う話者の好意度が高かった。 論文集掲載ページpp.94-95 共同研究のため本人担当部分抽出不可(筆頭発表) 渡部麻美、相川充