現代青年の生活スタイルや自己、友人関係の実態を解明する一連の研究の一環として、過去、現在、未来の各側面の自己評価を項目レベルで検討し、具体的にどのような自己評価の特徴が影響を与えているのかを探索的に検討した。その結果、現時点の全体的な自己に対する評価が、過去や現在だけではなく、将来につながる可能性が示された。仮想的有能感は、過去の自己評価のうち、判断力や決断力などの側面と関連を示しており、これらの側面において、他者比較を行っている可能性が示唆された。
論文集掲載ページp.77
共同研究のため本人担当部分抽出不可(非筆頭発表)
市村(阿部)美帆、丹野宏昭、渡部麻美