改訂された主張性の4要件(素直な表現・情動制御・他者配慮・主体性)尺度と攻撃性および精神的不健康との関連について検討した。大学生と専門学校生280名を対象に質問し調査を実施した。攻撃性と精神的不健康得点を基準変数とした数量化Ⅰ類を実施したところ、情動制御は攻撃性の下位尺度である敵意を抑制していたが、素直な表現と主体性については、過度に得点が高いときと低いときに敵意が高まる曲線的関係を持つことが示された。
論文集掲載ページp.151
共同研究のため本人担当部分抽出不可(筆頭発表)
渡部麻美、相川充