大学生を対象に、主張性の4要件(素直な表現・情動制御・他者配慮・主体性)の視点から望ましいと考える自己表現を明らかにし、社会的動機及び他者意識との関連を検討した。自己充足的な達成動機が高いと、不安を抑制し、主体的で率直な自己表現行うことを望ましいと考える傾向が高くなることが明らかになった。また、拒否不安や他者意識の高さが、率直な自己表現を望ましいと考えにくくすることが示された。 論文集掲載ページp.82