地域と共にある一貫教育の可能性―野沢温泉学園の取り組みから―
長野県の野沢温泉学園の保小中一貫教育を取り上げ、二度のフィールワークで得た情報と、こども園でのエピソードから、地域社会の中で育っていく子どもの姿とそれを支える教育の在り方について考察した。一貫教育を学校教育の制度や内容の問題だけでなく,生きていく場所やその土地の文化をも包括した実践として捉える必要性を述べた。(pp: 89~92)