英語教育学分野の専門科目の授業に取り入れ,学習成果に対する効果を検討し,その結果を踏まえ授業を改善する試みを継続的に行った。TBL型授業では,下記の手順で授業を行う。
① 授業に先立ち予習する。
② ハンドアウトを配布し個人で予習チェック問題に取り組む (約15分)。
③ 4~5人のグループを作り,話し合いによって問題の解答を決定する (約15分)。
④ 各グループが答案を発表し,他グループと正答を巡って議論する (10~20分)。
⑤ 授業者が正答を伝え補足説明する (約20分)。
⑥ 応用課題を行う (20~30分)。
この取り組みによって,授業に対する理解が深まるとともに,学習意欲を高めることに成功している。